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施工実績

K様邸|屋根葺き替え・外壁塗装 基礎補強・床下防蟻工事

工事概要

  • 施工エリア
    福岡県糟屋郡志免町
  • 施工内容
    屋根葺き替え・外壁塗装 基礎補強・床下防蟻工事
  • 施工箇所
    屋根・外壁・床下
  • 施工期間
    約1ヶ月
  • 施工費用
    ¥3,892,876(税込)
  • 使用商材
    屋根葺き替え工事 : 既存モニエル瓦撤去 → 高耐久ルーフィング → ハイブリッド瓦ルーガ鉄平 葺き替え
    外壁塗装工事 : カチオンシーラー(下塗り)+ インディフレッシュセラ(上塗り)ウール2回手塗

お施主様のお悩み・ご要望

築22年、初めての外装リフォーム。もともとは屋根と外壁の塗装をお考えだったK様ご夫婦ですが、現地調査で、既存の屋根がすでに廃盤となったモニエル瓦(洋風セメント瓦)であることが明らかになりました。カラースラリー層が残った状態で塗装すれば剥離が起きること、また今後大きな被害があっても修理が困難であることから、「廃盤で修理もできない屋根に、お金をかけて塗装する意味があるのか?」という課題がありました。

60代のK様ご夫婦には、元気があるうちに老後の安心を手に入れたい、今回しっかりお金をかけたとしても、これを「人生最後のリフォーム」にしたいという想いがありました。さらに、屋根の重さや雨漏りへの不安、床下の基礎クラックなど、見えない場所に潜む構造リスクも大きなお悩みでした。

お悩み・ご要望に対するご提案

「塗り替えで誤魔化す」のではなく、人生最後のリフォームとして、屋根から床下まで一棟まるごと安心できる住まいへ。
「表面だけ綺麗にすれば問題ない」と片付けることは、K様ご夫婦が願う「人生最後のリフォーム」への裏切りでした。SotoLabは、徹底的な科学的診断で、屋根・外壁・床下に潜むリスクを確認しました。

屋根は、廃盤モニエル瓦の塗装剥離リスク・耐震上の重量問題を数値と写真で記録し、「塗装では将来リスクが残る」と客観的に判定。30年メンテナンスフリーで、重量はモニエル瓦の約半分となるハイブリッド瓦「ルーガ鉄平」への葺き替えを採用しました。

床下では、基礎に地震の影響によるクラックを発見。簡易なコーキング補修ではなく、鉄筋比約5倍の引張強度を持つアラミド繊維による本格補強を採用し、土台そのものを根本から補強しました。

外壁は、既存の塗り壁調の意匠性を活かしながら、カチオンシーラー+インディフレッシュセラでしっかりと防水性を確保。見た目の美しさと耐久性を両立しました。

さらに、全工程を写真と文字で記録した施工写真帳を作成し、K様に納品。職人の手で積み上げた誠実さが、写真の一枚一枚に刻まれた、次の世代へ引き継がれる安全の証明書となりました。

施工事例詳細

施工の流れ|全工程・全記録を公開

STEP 01  足場仮設・高圧洗浄

まず建物全周に仮設足場を設置し、安全な作業環境を確保する。その後、活水器付き高圧洗浄機で屋根・外壁を全面洗浄。経年で付着したコケ・藻・チョーキング粉を根こそぎ除去することで、塗料や防水シートの密着性が大幅に向上する。

▶ 工程 1-1  足場仮設・養生

建物全周に仮設足場を設置し、飛散防止の養生ネットを張る。近隣への配慮を徹底しながら全工程の基盤となる安全な作業環境を整備する。

足場仮設完了(全面養生ネット張り)

STEP 02  屋根葺き替え工事|既存モニエル瓦 → ハイブリッド瓦ルーガ鉄平

廃盤となったモニエル瓦を全撤去し、高耐久軟質弾性プラスチックルーフィングを敷設後、30年メンテナンスフリーのハイブリッド瓦「ルーガ鉄平」を新規施工。既存の約半分の重量で耐震性も同時に向上する一石二鳥の選択だった。

▶ 工程 2-1  既存モニエル瓦 全撤去

廃盤となったモニエル瓦(洋風セメント瓦)を全面撤去。カラースラリー層が残った状態での塗り替えは剥離リスクがあるため、SotoLabでは一切推奨しない。職人が手作業で一枚ずつ丁寧に撤去し、廃材は産業廃棄物として適正処分した。

既存モニエル瓦の撤去作業

工程 2-2  野地板 確認・補修

既存瓦撤去後に野地板の状態を全面確認。損傷部は補修し、健全な下地を確保してから次工程へ移る。この確認工程が長期耐久の基盤を作る。

野地板確認(撤去後の全面点検・健全性チェック)

▶ 工程 2-3  防水ルーフィング 敷設

高耐久性ルーフィング(軟質弾性プラスチック系)を全面敷設。雨水の浸入を防ぐ第二の防水層として機能する重要部材。

ルーフィング敷設中(雨水浸入を防ぐ第二防水層)

▶ 工程 2-4  縦桟・横桟 設置

通気工法に対応した縦桟を設置。屋根面の通気層を確保することで、結露や下地の腐食を防止。ルーガ鉄平の取り付け下地となる横桟も均等に配置する。

縦桟・横桟設置(通気工法対応の下地形成)

▶ 工程 2-5  ハイブリッド瓦ルーガ鉄平 葺き施工・完成

ケイミューのハイブリッド瓦「ROOGA(ルーガ)鉄平」を一枚一枚丁寧に施工。重量はモニエル瓦の約半分でありながら30年メンテナンスフリーの高耐久仕様。釘打ち工法で確実に固定し、将来的な浮き・外れを防止する。

ルーガ鉄平 葺き替え完了(均一に整列した美しい瓦面)

▶ 工程 2-6  棟役物 仕上げ・完了

棟部に換気棟を設置。屋根内部の通気を確保しながら雨水の浸入を防ぐ。棟役物の固定・シーリング処理まで丁寧に仕上げて屋根工事完了。

棟役物施工完了(換気棟設置・シーリング処理完了)

STEP 03  外壁塗装工事|カチオンシーラー + インディフレッシュセラ

「既存の塗り壁調の意匠性を活かしながら、しっかりと防水性を確保したい」——K様の意向に応え、下塗りはカチオンシーラー(浸透性プライマー)、上塗りはインディフレッシュセラ(日本ペイント)でウール2回手塗り仕上げ。見た目の美しさはそのままに、防水性と耐久性を大幅に向上させた。

▶ 工程 3-1  施工前確認

外壁全面の劣化・チョーキングを全面確認。

外壁塗装前の状態。黄色モルタル仕上げ面の劣化が確認できる。

▶ 工程 3-2  高圧洗浄

高圧洗浄機で外壁全面を洗浄。汚れ・苔・チョーキング粉を根こそぎ除去し、塗料密着性を確保する。

高圧洗浄機による外壁全面洗浄状況。汚れ・苔・チョーキング粉を除去。

▶ 工程 3-3  下塗り(カチオンシーラー)

カチオンシーラー(日本ペイント)を全面塗布。外壁素地への浸透・密着性を高める下地処理材として機能し、上塗り塗料の定着を確実にする重要工程。

カチオンシーラー(日本ペイント)の下塗り塗布状況。左右で塗布前後の色差が確認できる。

▶ 工程 3-4  上塗り1回目(インディフレッシュセラ)

インディフレッシュセラ(日本ペイント)をウールローラーで1回目塗布。既存の塗り壁調テクスチャーを活かしながら均一な防水塗膜を形成する。

インディフレッシュセラ(日本ペイント)ウールローラー1回目塗布状況。

▶ 工程 3-5  上塗り2回目

乾燥時間を十分に確保した後、2回目の上塗りを実施。均一なグレー塗膜を形成し、防水性と耐久性を確実に確保する。

インディフレッシュセラ2回目塗布状況。均一なグレー塗膜が形成されている。

▶ 工程 3-6  外壁塗装 完了

上塗り2回完了後、塗り残し・ムラを全面確認。全周チェック後に養生撤去。塗り壁調の意匠をそのままに、防水性と美観を両立した仕上がりを実現。

外壁塗装完了。

STEP 04  付帯部塗装|破風板・雨樋

外壁塗装と合わせて破風板・雨樋などの付帯部も全面塗装。ファインパーフェクトトップ(日本ペイント)で仕上げ、外壁との統一感と耐候性を確保する。ケレン(研磨)処理で旧塗膜を荒らした後、下塗り+上塗り2回で仕上げる。

▶ 工程 4-1  破風板施工前確認・ケレン・下塗り

破風板塗装前の状態。既存黒色塗膜の劣化・チョーキングが確認できる。

破風板ケレン作業状況。白手袋の職人がぺーバーで旧塗膜を研磨除去。

破風板下塗り塗布状況。液状塗料を刷毛で丁寧に塗布。

▶ 工程 4-2  破風板(第1面)上塗り・完了

破風板上塗り1回目状況。黒系塗料で美観と耐候性を確保。

破風板上塗り2回目状況。完工時の艶と光沢が出ている。

破風板塗装完了。周囲の屋根・外壁との統一感が確認できる。

▶ 工程 4-3  雨樋施工前確認・ケレン・上塗り

雨樋も同様に施工。経年で劣化した表面をケレン処理後、同一塗料・工程で塗装する。

雨樋塗装前の状態。経年劣化。

雨樋ケレン作業状況。赤スコッチブライトパッドで素地を調整。

雨樋上塗り1回目状況。ローラーによる施工。足場上での高所作業。

雨樋上塗り2回目状況。青ローラーで均一に塗布。

雨樋塗装完了。施工後の艶出しが全面に確認できる。

STEP 05  床下補強・防蟻工事|ソリッドリメイン + タケロックMC50スーパー

床下調査で発見された基礎クラックをアラミド繊維で本格補強(鉄筋比約5倍の引張強度)。同時に10年以上未実施だった白蟻予防をタケロックMC50スーパーで実施。保証5年・白蟻損害賠償保険1,000万円付き。見えない場所だからこそ、妥協なく根本から解決した。

▶ 工程 5-1  床下進入・基礎クラック発見・状態確認

台所の点検口から床下に進入し、基礎・土台・床下木部の状態を全面確認。基礎コンクリートのひび割れ(クラック)を発見——重いモニエル瓦を長年支えた基礎への地震の影響だった。クラック幅は0.30mm以上(構造補強が必要な基準値)を超えており、本格補強が必要と判断した。

基礎クラック(居間・北側)全景 — 縦方向のひび割れが発見された

基礎クラック 幅計測 — 0.30mm超を確認(0.30mm以上は構造補強が必要)

台所床下点検口 — 床下調査開始(開口直後の状態)

施工前準備 — 点検口周辺に補強材・塗布用具を配置(養生済み)

▶ 工程 5-2  補強材料 搬入・確認

基礎クラック補強に使用するアラミド繊維シート、ソリッドリメイン(下地処理剤)、エポキシ樹脂を搬入し、施工前に材料確認を実施。

床下補強材料の確認

アラミド繊維シート 材料確認(鉄筋比約5倍の引張強度を誇る高強度素材)

シロアリ予防材料搬入

床下内部 基礎壁面 施工前状態確認

基礎コンクリート面 清掃・下地調整

▶ 工程 5-3  基礎クラック補強(ソリッドリメイン+アラミド繊維)

基礎クラック部分を清掃・プライマー塗布後、ソリッドリメインで下処理。エポキシ樹脂(下塗り)→ アラミド繊維貼り付け → エポキシ樹脂(上塗り)の3工程で強固に補強。アラミド繊維は鉄筋の約5倍の引張強度を持つ高強度素材。簡易なコーキング補修では対応できない、本格的な構造補強を実施した。

ソリッドリメイン(下塗りプライマー)塗布 — アラミド繊維貼付け前の浸透下地処理

ソリッドリメイン(下塗りプライマー)塗布完了

不陸パテ処理中

エポキシ樹脂(一液目)塗布開始

エポキシ樹脂(一液目)ローラー塗布中 — 基礎面全体に均一な灰色膜を形成

エポキシ樹脂 全面塗布完了(アラミド繊維貼付け直前)

アラミド繊維シート 貼付け・脱泡 — エポキシ樹脂でシートを確実に密着させる

アラミド繊維 圧着中(シートのたわみ・気泡を除去しながら密着)

エポキシ樹脂(二液目・上塗り)塗布開始

エポキシ樹脂(二液目・上塗り)塗布完了

▶ 工程 5-4  白蟻防蟻処理(タケロックMC50スーパー)

床下木部に薬剤注入用の穴を穿孔後、タケロックMC50スーパーを加圧注入。床板面・土間面・基礎面にも均一散布。玄関土台・木部にも薬剤注入して完了。新築時の10年シロアリ予防保証が切れた後、一度も予防処置が行われていなかったリスクを根絶した。保証5年・白蟻損害賠償保険1,000万円付き。

防蟻処理:土台木部への薬剤加圧注入(タケロックMC50スーパー)

防蟻処理:各所木材へ薬剤注入(壁際・隅部を含め全箇所を処理)

防蟻処理

防蟻処理

防蟻処理:木部注入 工程完了確認

防蟻薬剤 床下全面散布 — ホース・噴霧器で床土間・基礎内面に均一散布

防蟻薬剤 散布中(基礎内側面・土間を全周にわたって処理)

防蟻薬剤 散布状況(薬剤が土間に浸透している状態)

防蟻薬剤 散布完了確認(全面均一に散布済み)

防蟻薬剤 散布完了確認(全面均一に散布済み)

防蟻処理 完了後 全景(薬剤が均一に浸透した土間面)

防蟻処理 完了 内部全景(土台・根太まで全面処理済み)

防蟻処理 各部確認

防蟻処理 確認中(奥部まで徹底処理)

防蟻処理 最終確認(全工区の処理完了を確認)

床下補強・防蟻処理 完了

床下内部 別角度(補強・防蟻全工程完了後の状態)

基礎補強部 完了確認(アラミド繊維施工面の最終状態)

床下全面 施工完了確認

床下補強・防蟻工事 完了記録

床下工事完了 内部確認

玄関部穿孔薬剤処理

玄関部穿孔薬剤処理

玄関部土間目地 穿孔薬剤処理

屋根・外壁・付帯部 使用材料

  • 屋根葺き替え材  :  ハイブリッド瓦ルーガ鉄平(ケイミュー)— 30年メンテナンスフリー
  • 防水ルーフィング  :  高耐久性ルーフィング(軟質弾性プラスチック系)
  • 外壁 下塗り材  :  カチオンシーラー(日本ペイント)
  • 外壁 上塗り材  :  インディフレッシュセラ(日本ペイント)— ウール2回手塗り
  • 破風・雨樋 塗料  :  ファインパーフェクトトップ(日本ペイント)

床下補強・防蟻 使用材料

  • 床下補強材  :  ソリッドリメイン(下処理剤・保護剤)+ アラミド繊維 H30㎝以下 + エポキシ樹脂
  • 防蟻薬剤  :  タケロックMC50スーパー — 保証5年・白蟻損害賠償保険1,000万円

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